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■ナス

(基本情報)
・栽培時期:5月定植
・元肥(10a=1000平米あたり)
 窒素27kg:リン酸18kg:カリウム23kg
・輪作期間:3〜4年 接ぎ木苗は連作可能
・好適土壌PH:6〜6.8
・株間:50〜60cm

(畑の準備)
連作を嫌うので接ぎ木苗を利用するか、ナス科野菜(ピーマン、ジャガイモ、トマトなど)の後には植えないこと。
暖かい気候を好むので、無理な早植えはしない。
畑は深く耕す。
植え付け2週間前までに、1平米あたり堆肥を2kg、苦土石灰を100g、野菜名人(12-8-10)を230g施用する。

(管理)
購入苗:1番花が咲き始めていて、茎が太く、葉が厚くて色が濃いものを選ぶ。深植しすぎると病気になりやすいので注意。
整枝:主枝と1番花の下のわき芽2本を伸ばす3本仕立てが基本。支柱を斜めに立てて適宜誘引する。3本の枝から出る小枝は、花より上部の葉一枚を残して切り取る。
観察:花の形や、つく位置などの健康状態を観察し、草勢が悪くなったら小さいうちに実を収穫して、株の負担を軽くする。
健全花:花の上方に数枚の葉がついている。花の色が濃く、雄しべよりも雌しべの方が長い。
更新剪定:露地栽培では、小剪定として1/3くらいに切りつめて、株を休ませて新しく芽吹きだした芽を育てて晩秋まで収穫する。

(追肥)
1番果収穫頃から7〜10日間隔で、1平米あたり園芸化成S550(15-15-10)を12g(大さじ1杯)施用する。
園芸化成S550を液肥として施用するも良い。

(収穫)
開花後、15日〜20日くらい経ったら収穫する。水不足や収穫遅れは、つや無し果となる。つや無し果は回復しないのでつみ取ること。
  

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